裏側矯正(舌側矯正)について聞きたいのですが
よくある裏側矯正の質問についてお答えさせていただきます。
・治療できない症例はありますか?
- ほぼ全ての不正咬合に適応できますが、治療期間が長くなるケースは、治療自体は可能ですがお勧めしない場合があります。
・治療期間は長くなりますか?
- 裏側矯正は高度な技術や熟練が必要なため、表側矯正に比べ治療期間が長くなる医院もあります。当院ではほぼ表側の矯正と期間は変わりませんが、かみ合わせの著しく深いケースは期間が長くなることがあります。
・虫歯になりやすくないですか?
- むしろ表側の矯正と比べてあまり虫歯になりません(ヨーロッパの論文で、虫歯になるリスクが1/4になったという報告もあります)。しかし、歯肉炎にはなりやすいため、しっかりと歯磨きをする必要があります。
・話しづらくなりませんか?
- 装着直後は表側矯正と比べ、しゃべりづらくなる方がいらっしゃいます。ただ、当院では以前の装置と比較して小さい装置をしようしている→裏側の矯正『舌側矯正』説明ページへため、ほとんどの方は装着後初めての来院時には普通に発音できるようになっています。