【矯正コラム】 95%が虫歯ゼロ 中尾小の習慣付け教育とは
2015年04月24日
今日のヤフーニュースで、上記タイトルのような記事がありました。
『95%が虫歯ゼロ 中尾小の習慣付け教育とは』
内容としては、
『横浜市立中尾小学校は2007年に横浜市学校保健会から歯科保健の研究校の指定を受け、全校を挙げて予防に取り組み始めた。
学校歯科医の先生も年に14回(!!)来校して児童の歯のケアに力を注ぎ、
その結果、昨年度の6年生1人当たりの永久歯虫歯の本数(治療済みの歯を含む)は0.13本で全国平均を大きく下回った』
というものです。
・磨き残しがあった場所は、組み立てると口の中の模型になるペーパークラフトに書き込み、一人一人に手渡す。自宅に持ち帰り、磨き方のくせを親子で理解してもらう。
・歯磨きを習慣付けるため、給食後に全校一斉の「歯磨きタイム」がある。教室に歯磨きソングの音声と映像を流し、5分間かけて歯を磨く。
・授業にも虫歯予防を取り入れ、学校歯科医も教壇に立つ。
・児童は虫歯予防の劇を披露し、クイズ大会も開かれる。
・毎月8日は使っている歯ブラシを親子で点検する
・保護者向けの歯科予防教室もあり、家族で虫歯予防に取り組んでもらう。
等、関係者の方々の努力の賜物で、とても素晴らしいことだと思います。
こちらの記事では、
昨年度の6年生1人当たりの永久歯虫歯の本数の全国平均が0.7本を大きく下回ったということでした。
また別の統計では、以下のようなものがあります。
こちらもほぼ同じもので、こちらでは全国平均が1本ということで、多少の誤差がありますが、
いずれにせよ、0.13本というのは驚異的な数値です。
当院では、
・装置が付いた際に歯磨きの方法をお話する。
・毎回の来院時に歯磨き状況を確認し、必要があれば再度の歯磨き指導をする。
・来院時にはしっかりクリーニングをする。
・必要があれば歯科医院でしか使用できない高濃度のフッ素を塗布する。
等を行っています。
他にもいくつかの取り組みを行っています。
中尾小学校を見習って、より虫歯の少ない矯正歯科医院づくりを目指していこうと思います!!
院長 桜木 修