お叱りの言葉をいただきました。
2022年10月27日
昨日、口コミ投稿でお叱りの言葉をいただきました。
内容としては
・治療の経過説明がない
・患者様からご質問があったのに、説明がないまま治療が終了した。
・スタッフの対応が事務的
・奥からドクターやスタッフの雑談が聞こえる
等でした。
まずは患者様を不快な気持ちにさせてしまい、申し訳ありませんでした。
この場を借りて説明させていただくとともに、当院の方針についてお話しさせていただければと思います。
・治療の経過説明がない
大変申し訳ありませんでした。当院では、大人の矯正治療については必要な時を除いてあまり説明を行っておりません。
通常5秒から10秒程度の簡単なものになります。
理由としては以下のようになります。
抜歯を伴う矯正治療の場合、序盤は凸凹をとる治療を行います。その際、お話しできることは「針金を交換して歯を並べています」という内容を繰り返すことになります。次に歯を抜いた隙間を閉じる治療を行います。その際お話しできることは「歯を抜いた隙間を閉じていますよ」という内容に、最後は針金を調節して歯並びの微調整を行います。そこでも「歯並びの微調整を行っています」という内容になります。このようにほぼ毎度同じ話になってしましまいますし、詳細な話になると一般歯科の先生でも理解することが難しい内容になってしまいます。
そのため、あまりお話しできる内容がありません。
それ以外の処置で、装置が入った時、装置の位置を入れ替える時、治療のステージが変わるとき等、説明が必要な時には説明を行っていたかと思います。
今後の対応として、上記の内容を事前を患者様にお伝えしていく予定です。
現在通っている患者様については申し訳ありませんが本ブログで、これから通われる患者様には皆様にお渡しするファイルの中に同様の内容を盛り込む形で作業中です。
患者様によって詳細な説明の要不要は分かれるところですので、もう少し詳しい説明をご希望の方にはお手数ですが都度声がけしていただけるようお願いします(こちらもファイルの中に書く予定です)。
・患者様からの質問に対して返答がないまま治療が終了した
こちらは私のミスです。申し訳ありあませんでした。
患者様からの質問は多岐にわたります。
簡単に返答できるものであればその場でお答えしているのですが、即答が難しいものは治療終了時まで考えて最後にお話しすることにして、とりあえず必要な処置を進めてしまいます。
そのよう場合、本来は当日の治療終了時にお答えする(あるいは分かりませんという返答になるかもしれません)のですが、忘れてしまうことがあります。
今後は、診療台紙に質問を記載して極力答え忘れを防ぐ、という対応を行っていきたいと考えております。
また患者様にはお手数おかけしますが、同様の時は遠慮なく再度お尋ねください。こちらも今後ファイルに同様の事を記載させていただきます。
・スタッフの対応が事務的
こちらも私のスタッフ教育が足りない部分によるものです。申し訳ありません。
また、現在全国的に矯正治療を希望される方が多く、多くのクリニックで患者さんの円滑な治療が難しい状況が続いています。当院では、現在はしっかりとした治療ができる範囲内で、当院のキャパシティーの中でぎりぎりの数の方を受け入れております。その中でスタッフにも頑張ってもらっている分、話す余裕が減っているのも事実です。
またコロナ禍に入ったところで、感染のリスクを減らすためあまりお話ししすぎないようにもスタッフに指導しておりました。
今後、もう少しコミュニケーションを増やすようミーティングで伝えていくようにしたいと思います。また診療体制の拡充を行い、スタッフがもう少し余裕をもって治療が行えるよう対応していきます。
・奥からドクターやスタッフの雑談が聞こえる
こちらも不快な気持ちにさせてしまい申し訳ありません。
当院では、ドクターが院長室にいる時間も多くあります。これは、治療を行うためにはそのための準備や事務仕事に必要な時間がかなり必要なためで、おそらく診療に直接携わる時間よりも多いと思われます。
その際は、仕事をしながらスタッフとたくさん話をしております(スタッフも同様に仕事をしております)。
こちらについてはどのように対応するか、まだ具体的な方法が浮かんでおりません。
ただ、ドクターとスタッフ間のコミュニケーションも円滑な診療体制の維持には必要で、今後話し合って決めていきたいと思います。このような話があったことは、ファイルに記載をしておく予定です。
この度は大変もうしわけありませんでした。
円山さくらぎ矯正歯科
院長 桜木 修